監修:冨澤敏夫(柔道整復師)

犬の白内障の原因の予防法

犬の白内障は、眼のレンズが濁りを生じる病気であり、視力の低下を引き起こします。年齢や遺伝的要因、外傷、炎症などが原因となりますが、適切な予防方法を取ることで発症を遅らせることができます。

 

 

犬のフィラリア症の原因や予防法

原因

犬の白内障の原因は複数ありますが、主なものには以下のようなものがあります。

            
  • 年齢: 高齢になると眼の組織が変性しやすくなり、白内障のリスクが高まります。特にシニア犬では発症しやすい傾向があります。
  • 遺伝的要因: 特定の犬種には遺伝的な傾向があり、白内障が遺伝することがあります。例えば、プードルやシェットランド・シープドッグなどの一部の犬種では遺伝的な白内障が見られることがあります。
  • 外傷: 眼への外傷や怪我が白内障の原因となることがあります。例えば、事故や激しい衝撃が眼に直接加わることで、白内障が発生する場合があります。
  • 炎症: 眼の炎症が白内障を引き起こす場合があります。炎症は眼の組織に損傷を与え、レンズの濁りを引き起こす可能性があります。
  • 糖尿病: 糖尿病を患っている犬は、高血糖が眼の組織に損傷を与え、白内障を引き起こすリスクが高まります。

これらの要因が単独で白内障を引き起こす場合もありますが、複数の要因が組み合わさって白内障が発生することもあります。適切なケアや定期的な健康診断は、白内障のリスクを軽減し、早期発見に役立ちます。

予防法

犬の白内障の予防にはいくつかの方法があります。以下に、白内障を予防するための方法をいくつか紹介します。

            
  • バランスの取れた栄養: 犬にはバランスの取れた栄養が重要です。適切な栄養を摂取することで、眼の健康を維持するのに役立ちます。特に、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を含む栄養素が重要です。
  • UV保護: 眼のUV被曝は白内障のリスクを増加させる可能性があります。屋外での活動や散歩の際には、犬用のサングラスや目の保護具を使用することでUV被曝を軽減することができます。
  • 定期的な獣医師の診察: 定期的な獣医師の診察を受けることで、犬の眼の健康状態を確認し、早期に白内障などの眼の問題を発見することができます。定期的な検査は、症状が現れる前に問題を発見するのに役立ちます。
  • 適切な運動とストレス管理: 適度な運動やストレス管理は、犬の全体的な健康を維持し、眼の健康にも良い影響を与えることがあります。適切な運動やストレス管理は、白内障のリスクを軽減するのに役立ちます。

これらの予防方法を組み合わせることで、犬の白内障のリスクを軽減し、健康な目を維持することができます。

まとめ

犬の白内障は、眼の健康に深刻な影響を与える可能性がある病気です。定期的な獣医師の診察やバランスの取れた栄養、UV保護などの予防法を実践することで、白内障のリスクを軽減し、犬の健康な目を維持することができます。

 

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自己紹介(profile)

NEWS

冨澤敏夫(とみざわ としお)、1969年12月12日生まれ
資格(国家資格:柔道整復師、整体師)

好きな言葉:継続は力なり
特技や趣味:空手、太極拳、健康体操、映画鑑賞、仕事(整体業)、WEB関係
愛読書:原因と結果の法則
好きなアニメ:あしたのジョー、エースをねらえ!


はじめまして、私はさいたま市で整体院を開業しています。愛犬はトイプードルのももちゃんと心(しん)ちゃんと暮らしています。愛犬の病気をきっかけに、このコンテンツを立ち上げました。皆さんのお役に立てればと思い、わんちゃんの健康を中心に、犬の色々な情報を掲載しています。

  • ももちゃん(女の子 2012年5月生まれトイプードル)
  • 心ちゃん(男の 子2013年11月生まれトイプードル)

心ちゃんが遺伝的な病気を持ち闘病中です。

  • アジソン病2019年11月6歳
  • 進行性網膜萎縮症、白内障2023年7月
  • 甲状腺機能低下症2024年4月

上記は正式な診断を受け治療を開始した時で、発症はもう少し前からだと思います。

特に進行性網膜萎縮症は、初期症状に早く気づき早期予防をしていたら、進行をもう少し遅れさせられたかなと後悔しています。

わが家のわんちゃん、トイプードルは6歳の時(2019年)にアジソン病と診断され、投薬を続けています。

9歳(2022年)すぎてから、暗闇で目が見えにくくなり、進行性網膜萎縮と診断されました。治療がないということで放置をしていましたが、2023年に入り急激に白内障など進行して、目の専門の病院へ行き、正式に進行性網膜萎縮と白内障と診断されました。

現在は定期的な検査と、目サプリ・目薬で進行を遅らせています。現在は、2023年11月に体調を崩しててから、急激に左目がひどい白内障でしたが、右目も白内障がひどくなりました。今はたぶん見えない様子です。

2024/4/25に甲状腺機能低下症と言われ、今、投薬を開始しました。経過観察中!

下記は、愛犬の闘病記です。同じ病気を持つ飼い主さんの、役に立てればと

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